最近ね、
将来のためにって思って経済のニュースを眺めるのが、
ちょっとした楽しみなんです。
難しい用語の裏側に隠れた大人の事情が見えてくると、
なんだか新しい扉が開いたみたいで嬉しくなっちゃうんですよね。
でも、
そうやってニュースで見る
「金利ある世界」っていう大きな経済の言葉と、
身近で大人たちが話す生活のリアルな悩みって、
一見すると全然違う世界の話みたいに見えるから不思議なんです。
学校の授業で習う教科書の世界と、
放課後に立ち寄るスーパーの棚の値札のギャップみたいなものかなって、
いつも思ったりするんです。
ニュースをもう少し深く追っていくと、
今の日本経済ってなんだかちょっと不思議なバランスになっているみたいなんです。
もののお値段を示す消費者物価指数は2%台後半まで上がっているのに、
景気の全体的な勢いを表す実質GDPの成長率は0.5%程度にとどまっていて、
物価高と景気減速のプレッシャーが同時にかかっている状態なんですよね。
例えるなら、
体調が万全じゃないのに、
急にマラソンを走らされているような、
そんな息苦しさを感じるマクロ環境です。
そんな中で、
ずっと続いていた
「ゼロ金利」の空気感が変わって、
変動金利が1%前後に到達しつつある。
この金利の小さな変化が、
実は水面下で私たちの暮らしにじわじわと影響を与えているんですよね。
その影響が一番わかりやすく出ているのが、
不動産や家賃の世界なんです。
企業業績自体は悪くないところも多いみたいなんですが、
建物を建てるためのコストや固定資産税の評価替え、
そしてさっきの金利負担の増加が重なって、
東京23区などの都心部では家賃が前年比で10%以上も跳ね上がっているエリアがあるそうなんです。
まるで、
人気のあるテーマパークのチケットが、
混雑に合わせてどんどん値上がりしていくような感覚でしょうか。
でも、
それって都心の特別な場所の話であって、
少し郊外に行くと価格の頭打ち感が出てきたりして、
エリアごとの
「二極化」がすごくはっきりしてきているみたいなんです。
そうやって家賃やマンションの価格が上がっていくと、
私たち個人の暮らしにはどんなことが起きるんでしょうか。
いま、
都心の新築マンションの価格は、
共働きでバリバリ働く世帯年収1,500万円クラスの、
いわゆる
「パワーカップル」が頑張って組めるローンの限界額、
だいたい1.2億円から1.4億円っていうラインを超えてしまっているところが多いらしいんです。
これがよく言われる
「パワーカップルの壁」なんですよね。
上限が決まっているからこそ、
これ以上は無理っていう買い控えが起きていて、
その結果として、
もう少し利便性の高い郊外のエリアを選んだり、
リフォームを前提とした少し古い物件を探したりと、
住まいの選び方がシフトしているみたいなんです。
大きな経済の波っていうのは、
遠い国の出来事のようでいて、
実は私たちが暮らす部屋の家賃や、
これから選ぶ住まいの選択肢にそっと影を落としているんだなって思うんです。
なんだか一筋縄ではいかない複雑な仕組みだなあとも感じるけれど、
そうやって世の中の歯車がどう噛み合っているのかを少しずつ理解できるようになると、
胸のつかえがスッと取れていくような、
不思議な安心感がありますよね。
社会の動きをこうして眺めていると、
未来の自分の暮らし方についても、
もう少し冷静に、
柔らかい心で見つめ直せるような気がするんです。
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