学校の生物の授業でさ、
植物が太陽の光を浴びて栄養を作り出す光合成の仕組みを習ったとき、
なんだかすごくよくできたシステムやなあっていちいち感心してたんですよね。
で、
この前ニュースで日本企業の
「現預金」の話題を聞いたとき、
ふとその授業の光景が頭に浮かんで、
これって庭の植物たちとまったく同じなんやないかって気づいてしまったんです。
お金もただじっとため込んでいるだけじゃなくて、
うまく循環させないと意味がないっていうか、
なんだか企業の動きを見ていると、
植物が一生懸命に葉を広げようとしている姿と重なってきて、
ちょっとワクワクしちゃったんですよね。
気になって調べてみたら、
東証プライム上場企業が持っている現預金って、
2025年3月末の時点で合計115兆円規模にもなるみたいで、
もう想像もつかないくらいの巨大な
「貯金箱」みたいになってるんです。
でも、
そこへ最近はインフレへの変化があったり、
東証からのPBR改善要請(コーポレートガバナンス・コードの改訂とかね)という、
まるで植物にとっての強烈な
「太陽の光」みたいなプレッシャーが差し込んできているんですよね。
長年ずっと分厚い金庫の中で眠っていたお金たちに、
ようやく外からの光が当たって、
なんだか世界が少しずつ動き出そうとしている雰囲気があるんです。
この現象を光合成のメカニズムにたとえてみると、
なんだかすごくすっきりと理解できる気がするんですよね。
植物が光をエネルギー源にして、
水や二酸化炭素から養分や酸素を作り出すみたいに、
企業も長年ため込んできた
「現預金」という名の水や二酸化炭素を、
インフレや制度改革という
「光」を浴びながら、
設備投資や研究開発、
M&A、
あるいは株主還元といった
「養分や酸素」にどんどん変換しているところなんやと思うんです。
実際に、
企業の解散価値とされるPBR1倍割れを解消しようとする動きも出てきていて、
2022年12月末には51%もあった割合が、
2026年6月末には38%まで減ってきているみたいなんですよね。
もちろん、
まだあちこち手探りで、
すべての企業がうまく芽を出せているわけじゃないんやろうけど、
硬い土から小さな新芽がひょっこり顔を出すみたいに、
少しずつ変化の兆しが見え始めているのは確かなんだと思います。
そういえば、
コーポレートガバナンス・コードの解釈指針の中でも、
こんなふうにしっかりと言葉にされているんですよね。
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「取締役会は、自社の経営戦略や経営計画を踏まえ、持続的成長と中長期的な企業価値の向上に繋げるために適切なリスクテイクとなる経営資源の配分が実現されるよう、現預金を投資等に有効活用できているかを含め、不断に検証を行うべきである。」この指針を読んでいると、
お金も植物のサイクルと本当によく似ていて、
ただ溜め込むだけじゃなくて、
ちゃんと外に向かって使われて循環してこそ、
はじめて意味を持つものなんだなあってしみじみ納得しちゃいます。
派手なニュースの裏側にあるそんな企業の成長の営みを想像しながら、
これからもゆっくりと、
日本のあちこちでどんな新しい芽が育っていくのかを穏やかな気持ちで見守っていきたいなと思うんです。
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