朝のニュースで流れてきた数字を見て、
思わず小さくため息をついてしまったんです。
直近の米国の消費者物価指数(CPI)は前月比で0.4%増、
前年同月比でも3.4%増。
さらに、
FRBが大切にしている個人消費支出(PCE)の物価指数も、
直近の7月時点で前年同月比3.7%上昇と、
目標としている2%をまだまだ上回っているんですよね。
ガソリン価格の値上がりなんかもあって、
インフレのしぶしぶとした粘り強さが改めてニュースになっていました。
追加の利上げとか、
高金利がこのまま長引くんじゃないかってピリピリした市場のニュースを見ていると、
数字に一喜一憂する大人たちで世の中がいっぱいで、
なんだかこちらまで疲れてしまうような、
少し沈んだ気持ちになってしまうんです。
でも、
ふと思ったんですよね。
この
「インフレを退治するために金利を上げる、つまりわざと経済をスローダウンさせる」っていう大人の難しい政策って、
なんだか高校生のわたしたちがやりがちなことに似ていないかなって。
たとえば、
次のテストの点数をどうしても上げたくて、
睡眠時間を削って無理やり徹夜をしたとしますよね。
そのときは
「これで勉強時間が確保できた!」って安心するんだけど、
いざ翌日のテスト本番になると、
頭がフラフラしてかえってケアレスミスが増えたり、
効率がすごく悪くなったりするあの感じ。
高金利という名のもとで経済を無理に冷やし込もうとしている今のやり方も、
もしかしたらこれと同じで、
表面上の数字を抑え込んでいる裏で、
経済全体が慢性的な疲労を起こしているだけなんじゃないかな…なんて、
あやふやですけどそんなふうに考えてしまうんです。
専門家じゃないから本当のところは分からないけれど、
無理を重ねたしわ寄せがどこかに出てきている気がしてならないんですよね。
そう考えていくと、
ニュースの向こう側にいる大人たちのバタバタも、
テスト前に焦る自分たちの姿となんだか地続きなんだなって気づくんです。
世の中を動かす大きな仕組みも、
突き詰めていけば、
日々の生活や家計をやりくりする私たちと同じような悩みの延長線上にあるのかもしれません。
もちろん、
これからの経済がどうなるかなんて誰にも分からないし、
こうすれば絶対に大丈夫なんて答えはないけれど、
数字や株価の裏側でみんな必死にもがいているんだなって思えると、
不思議と少しだけ肩の力が抜けるんですよね。
複雑なニュースに振り回されてため息をつくばかりじゃなくて、
たまにはこんなふうに自分の身近な感覚に置き換えて考えてみるのも悪くないなと思いながら、
そっとスマホの画面を伏せるんです。
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