最近、
ニュースを見ていると、
AIや半導体関連の株がすごい勢いで上がっている話題ばかりなんですよね。
でも、
その華やかな値動きの裏で、
目に見えない自動的な機械の仕組みが、
勝手に市場の変動を大きくしている現実があるんです。
なんだか、
それってすごく変な話だなって思うんですよね。
本体であるはずの企業の実態や株価、
つまり
「犬」よりも、
そこに連動するはずのETF(上場投資信託)の自動売買という
「尻尾」が、
まるで主導権を握るみたいに相場を引っ張り回しているんですから。
総資産が2,000億ドル規模に迫る巨大なお金が、
ただプログラムに従って機械的に動かされているだけなのに。
そう思うと、
なんだか冷ややかな怒りのようなものが湧いてくるんです。
でも、
この仕組みを少しずつ紐解いていくと、
なんだか見方が変わってきて、
その怒りもちょっとほどけていくんですよね。
このレバレッジ型ETFって、
毎日決まった倍率の値動きを目指すために、
取引が終わりに近づく
「引け際」の時間帯に、
ものすごい規模のポジション調整、
いわゆるリバランスを強制されるんです。
市場が上がっていればもっと買い増して、
下がっていればさらに売るっていう、
いわゆる
「ショート・ガンマ」みたいな特性を持つアクセラレーターの役割を果たしているんですよね。
これって、
なんだか学校のクラスの空気に似ている気がするんです。
誰か一人が教室の隅で
「あ、やばいかも」って一言つぶやいただけで、
その場の空気が一気に一方向へ流されて、
みんなが同じ方向を向いてしまうような、
あの感じに近いのかもしれません。
専門家の人たちの間でも、
この引け際の数分間に集中する売買が、
相場の揺れを余計に大きくしている原因の一つじゃないかって言われているんですよね。
難しそうに見える巨大なマーケットの動きも、
突き詰めると人間の集まりが生み出す空気感と似ていて、
ちょっと面白いなって思ってしまうんです。
ただ、
そうやって毎日自動でリバランスが繰り返される裏側には、
ちょっと残酷な現実もあるんですよね。
長く持ち続けていると、
複利の効果や日々のズレが積み重なって、
元の株価が上がっているはずなのに、
なぜか資産の価値がだんだん目減りしてしまう
「ボラティリティ・デケイ」と呼ばれる現象が起きるんです。
流行の熱狂に飛び乗って、
目先の自動売買のノイズに振り回されていると、
気づいた時には思っていた成果から大きく外れてしまうかもしれないんですよね。
だからこそ、
わたしは世間の華やかなニュースや流行の勢いにただ流されるんじゃなくて、
その裏にある仕組みの本質を、
自分の頭でちゃんと冷静に理解していきたいって思うんです。
静かな気持ちで、
しっかりと足元を見つめながら投資の勉強を続けていこうと考えています。
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